田中医院

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糖尿病と花粉症🤧 アレルギー検査💉

こんにちは、CDEL (糖尿病相談員)の資格を持つStaff Aです。

花粉症と糖尿病は、ともに多くの人が関係する一般的な疾患てす。
花粉症の方が糖尿病になったり、糖尿病の方が花粉症になったりすることはよくあります。

花粉症🤧とは?
花粉症とはアレルギー性鼻炎の一つです。アレルギー性鼻炎とはアレルギーを引き起こす物質(アレルゲンといいます)にIgEという抗体が反応し、発作的に繰り返しくしゃみ、鼻水、鼻づまりを引き起こす疾患です。
アレルギー性鼻炎は通年性と季節性に大きく分けられます。
関東地方は季節を問わず、いつまでも花粉が飛散し、花粉の種類もかなり多いです。春先にピークがくるスギやヒノキ科だけではなく、秋のブタクサ属をはじめ草本花粉の時期も長いのです。

花粉症の治療とは?
花粉症の治療や管理目標は、生活に支障がない程度に症状を抑えて、薬をあまり必要でない状態にする事です。
①花粉の除去と回避
花粉症は、基本的には花粉を浴びなければ症状は出ません。花粉症で糖尿病のある方はが血糖管理の為散歩など屋外で、有酸素運動を行う際にはマスクやメガネを装着した方がよいと思います。

②薬物療法
花粉症の治療薬には幾つか系統があります。その中でもよく用いられる薬を紹介します。
※抗ヒスタミン薬:ヒスタミンが結合するヒスタミン受容体をブロックする薬です。くしゃみ、鼻漏には特に効果ぎあります。最近では眠気の副作用を起こしにくい第二世代の抗ヒスタミン薬(ビラノア、デザレックスなど)があります。糖尿病の方でも安心して服用できます。

※抗ロイコトリエン薬:ロイコトリエンが結合するロイコトリエン受容体をブロックする薬です。鼻粘膜にある血管の拡張を抑制して鼻づまりを改善します。この薬も糖尿病の方でも安心して服用できます。

※鼻噴霧用ステロイド:ステロイドには炎症を抑える作用があり、花粉症の症状を強く抑えます。くしゃみ、鼻水、鼻づまりの3つの症状に等しく効果ぎあります。鼻に入れる薬ですが目の症状にも一定の効果が期待できます。古いタイプの薬はステロイドが吸収されることで、糖尿病を引き起こす事や糖尿病の悪化がありましたが、最近の薬(ナゾネックス、アラミストなど)は糖尿病の方でも比較的安全に用いることができます。

※全身ステロイド薬:のみ薬や注射などがあります。これからは薬の効果が強い一方で、血糖値の上昇や副腎皮質抑制などの重い副作用を引き起こすリスクがあります。糖尿病の方は、これらの薬の使用は控えましょう。

アレルギーの検査💉とは?
アレルギー検査では、問診とともに血液検査を行いアレルゲンを特定します。予防・重症化・難治化を防ぐためにも、内科の院長や皮膚科の副院長にご相談して、原因物質を一度調べてみることをお勧めいたします。
【食物アレルゲン】
農産物(キウイ、バナナ、ソバ、小麦、大豆、米、ゴマ、ピーナッツ)
魚介類(マグロ、サケ、エビ、カニ)、牛乳、卵、肉(豚・牛・鶏)
【花粉アレルゲン】
スギ、ヒノキ、ブタクサ、シラカバ、ヨモギ、ハンノキ、ハルガヤ、カモガヤ、オオアワガエリ
【環境アレルゲン】
ダニ、ハウスダスト、犬や猫のフケ、真菌類(アスペルギルス、アルテルナリア、カンジダ)、ラテックスなど

Staff A(一部さかえから抜粋)

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