花粉症 鼻と眼だけでは終わらない肌の不調
こんにちは😃 皮膚科担当の田中です。
さて、そろそろ花粉が来てるわーとのつぶやきが患者様からチラホラ聞こえ出しました。
花粉症の皆様いかがですか?
ワタクシは今のところ花粉症ではないため体感で察知できず申し訳ない💦です😆
先日勉強会がありまして、今年の花粉飛散予測の資料を拝見しました。
今年は昨年よりも飛散量が多く、またここ10年の平均値よりも高いという予測でした。
目や鼻の症状で悩まされる花粉症ですが、皮膚にも影響を及ばすことはご存知でしょうか。
花粉皮膚炎(花粉症にともなう皮膚炎)とは、花粉が直接皮膚に付着することで起こるアレルギー反応の一種です。特に症状が出やすいのは、顔や首、まぶた、頬などの露出部位。赤み、かゆみ、ヒリヒリ感、粉をふいたような乾燥が特徴で、「いつもの肌荒れ」と思って放置すると悪化することもあります。
なぜ花粉で皮膚炎が起こるのでしょうか。大きな原因の一つは、皮膚のバリア機能の低下です。冬から春にかけては空気が乾燥し、さらにマスクやティッシュによる摩擦が加わることで、皮膚の防御力が弱まります。その状態で花粉が付着すると、刺激として侵入し、炎症が起こりやすくなるのです。特に眼瞼皮膚は角層が薄く、擦るなどの摩擦にも弱く症状が強く出やすいのです。
対策の基本は「付けない・落とす・守る」の3つです。外出時はマスクやメガネ、帽子を活用し、帰宅後は早めに洗顔して花粉を落としましょう。ただし、ゴシゴシ洗うのは逆効果。低刺激の洗浄料でやさしく洗い、十分な保湿で肌を守ることが大切です。
症状が強い場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。抗アレルギー薬の内服や、炎症を抑える外用薬を適切に使うことで、症状の悪化を防ぐことができます。「花粉症は鼻と目の病気」という思い込みを捨て、肌のサインにも目を向けることが、春を快適に過ごす第一歩です。
飛散前に抗アレルギー薬の内服を開始することが推奨されています。毎年悩まされている方は、症状出現前に早めに対策されることをオススメします。
ではまた😊

