田中医院

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腎臓を守るヒント~eGFRとは?

毎日暑い日が続きますがいかがお過ごしですか。CDEL(糖尿病相談員)のスタッフA です。

今回は腎臓機能について話をさせていただきます。糖尿病があると合併症の一つである腎臓の病気が、気になる方も多いかもしれません。腎臓は血液から余分な水分や老廃物をこしとり、尿として体の外に出す「濾過装置」の様な役割をになっております。この腎臓は機能が低下しても初期には自覚症状がほとんどありません。

腎臓の働きを指標として昔から血清クレアチニンが使われてきました。しかし、腎臓の働きがかなり落ちるまで大きく変わらないことがあります。そこで近年は年齢や性別なども加味して算出するe GFR (推算糸球体ろ過量)を目安にするのが一般的です。値が大きいほど「腎臓の働き=濾過能力」が保たれていると考えられます。

ここで注意したいのが、e GFR は「いつも同じ値」ではないという事です。食事や運動量、水分量、体調などで日々揺れます。そのため短期だけで切りとると、たまたま上下しただけなのに「よくなった/悪くなった」と見えてしまうことがあります。本当の変化を見分けるには、「長期」の流れをみるのが重要です。

ポイントとして

①「点」ではなく「線」でみる・e GFR の値をメモし、過去の値をできる範囲で並べてみてみましょう。

②受診の際に医師に相談・「長い期間で見るとe GFR の下がり方はどうですか?」と聞いてみてください。

③生活や治療の変化と結びつけ・薬の変更や体重の変化、脱水などが会った時なe GFR がどう動いたかを振り替えるとセルフケアに役立ちます。

腎臓は機能低下しても初期には自覚症状がほとんどなく、腎臓病は静かに進みます。だからこそ、働きの変化を点ではなく線でとらえる事で、早い段階で対策を講じることが可能になります。

お手元にある、検査結果を見返して疑問に思う事がありましたら是非ご相談頂けたらと思います。

猛暑が続く毎日ではございますが、お体を大切に過ごされますようお祈り申し上げます。

(一部さかえより抜粋)

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